大分県ロールモデルPICK UP
大分県で活躍している女性を紹介!
ロールモデルとして自分の将来像を描けるように、様々な活躍の形を紹介しています。
昨年、創立100周年を迎えた大分信用金庫。大分市や県南地域を中心に幅広く金融事業を展開し、中小企業の頼れるパートナーとして地域経済の発展と住民の生活向上に貢献しています。入庫25年目になる岩尾真樹子さんは、4月から津久見支店の得意先係(渉外業務)を担当。お客様との対話を通じて信頼関係を築き、適切な金融支援を行う役割を担っています。得意先係は預金や融資などの金融商品の提案だけでなく、お客様のニーズと課題を多角的な視点で判断するスキルと、金庫の看板を背負い、行動する責任が要求されます。
だいしんでは約10年前から、男性中心であった得意先係への女性の登用を開始。性別関係なく全員が活躍でき、個性と能力を十分に発揮できる職場づくりへと方向転換しました。岩尾さんも新しいチャレンジとして、得意先係への担当職務変更を希望。庫内で平成29年に発足した女性活躍推進委員会の一員として活躍する中で、「金庫を盛り上げたい」という意識が芽生えたことも影響したようです。「得意先係としてはまだ新人。毎日大変ですが、転職したかのようで新鮮です」と前向きな岩尾さん。これからの「だいしん」の一翼を担う存在になりそうです。
岩尾さんへ質問!
Q.女性の就業継続で必要なことは?
仕事に意欲が持てる「働きがい」と、健康状態や育児、介護などへの柔軟な対応など「働きやすさ」が感じられる職場づくりが大切。悩みを相談できる環境づくりも重要です。
Q.会社のフォロー体制で良かったと思う制度女性活躍推進委員会の設置により、女性視点での提案が経営陣に届くようになりました。また、女性支店長が活躍するなど管理職への登用実績も、モチベーションアップにつながります。
(大分合同新聞 2023年9月24日掲載)